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Air Business Clubさんにインタビュー

卒業企業インタビュー#2

滋賀県立草津SOHOビジネスオフィスに入居されていました

株式会社Air Business Club(エアー・ビジネス・クラブ)の大堀様にお話をお伺いしました。

 

卒業企業さんのインタビューを見て

入居をご検討されている方や

起業予定の方の参考になればと思います。

草津SOHOに入居されていた期間を教えてください。

そうですね。Air Business Clubを2019年3月に設立しました。

コンビニを経営しつつ、今の仕事のアイデアを思いついて手をつけていましたが、SOHOに入居して本格的に始めました。

会社設立後、会社の機能別に人材を集めて業務を開始しましたが最初は経営していたコンビニのバックヤードでも仕事をしていましたね。

そこでたまたま見つかったのがSOHOだったのです。

草津SOHOに入られたきっかけはどのようなものだったのですか?

たまたま立ち寄ったのがきっかけです。

SOHOの存在も知らずにふらっと立ち寄ったときに当時のIMさんがおられて話をしました。

AIをやっていると言うと、IT系の企業にぜひ入っていただきたいと熱心にお誘いをいただきました。

入居に関する手続きもかなりお手伝いいただいて(笑)。

この出会いがなかったら、SOHOには入居していなかったかも知れません。

草津SOHOに入居される前はどんなお仕事をされていたのですか

京都の新聞会社に関係のあるコンピューター会社でシステム開発の仕事をしていました。

その後縁あってスカウトされて、木材の専門商社で海外工場のシステムやERPを開発することになりました。

その会社ではシステム開発だけでなく、責任者として資金繰りから法務部門までを任されていました。

そこでは会社という組織の業務の流れをスルーで見ることができ、サプライチェーンをつぶさに知ることが出来ました。

草津SOHOではどんな仕事をされていたのですか?

前に述べたサプライチェーンの中でもロジスティックス(物流)の効率の悪さが目に付いたのです。

製品を得意先に運搬した帰りは「空荷」で帰ってくることがあることです。それに気づいたのは運送会社からの請求書です。

承認するために見ているといつもの半額になっています。

「請求書、間違っているんじゃない?」と尋ねると、「合っています。」との答え。

それはたまたま別のところに配送に行って、帰り荷として運搬してもらったので割引してもらえたのです。

運送会社にとっても配送の帰りのトラックを空で帰らせるより荷物を積んで半額の運賃でも収益を得たいからです。

トラックが空荷で走るということは環境汚染やドライバーの労働問題を内包しており、これらを解決すれことによって大きな社会的な効果が望めます。

ここに目をつけて、IT(AI)の力で何とか効率化しようと考えています。

おかげさまで各方面からのご助力もあり徐々に実現に向けて走り出しています。

昨年にはテレビ(NHKローカル)でも取組を紹介していただきました。

今後より実証実験を進めていく予定です。

草津SOHOビジネスオフィスの魅力はなんですか?

まずはIM(インキュベーション・マネージャー)さんに尽きると思いますね。

私の場合は入居時にとてもお世話になりました。経験豊富な方も多く、入居後に調べたいことや知りたいことについて質問すると迅速に対応してもらえる、助かりましたね。

まさに伴走してもらっている感じです。

立地的にも草津駅直結で打合せに来てもらうにもアクセス抜群です。

設備的にも会議室も使えて、私の場合はホワイトボードにずらっと思いついたことを書き出していく仕事のスタイルなので会議室にはずいぶん助けられました。

起業や創業を考えておられるかたにはぜひともおススメしたいですね。

でも、SOHOという名称は最近の方にはピンと来ないかもしれないので今風の名称にしたほうが良いかもしれません(笑)。

大堀様ご協力ありがとうございました。
SOHO入居時のお話や、現在の取り組みなどをお聞きすることができ

とても楽しくインタビューを進めてもらうことができました。

 

SOHOの卒業起業様は会議室の利用も可能ですので

草津駅近辺での打ち合わせの際は滋賀県立草津SOHOビジネスオフィスへお立ち寄りください。