· 

コラム#14


<貫く・・・>

 最初はこんな事業で顧客にどんな商品やサービスを提供して喜んでもらうという明るい希望や展望をもって起業・創業するものなのだが、実際はそんなに甘くない。

 自分がこれは売れると思っていた商品やサービスが思いのほか市場で受け入れられず苦戦することもある。たとえ、一時的なブームになったとしても長続きしないことも多い。特に最近は誰でも簡単にEC(Electronic Commerce)に出店でき、少し?の手数料を払えばマーケットに参加できる。

 

最近は小学生を中心としてシールが人気である。分厚いシール帳に自分のコレクションを入れて友達とバーターするのが流行しているのだそうである。これも一過性のブームの予感がするがマーケットの規模は大きくなっている。こんなところに嗅覚をもって進出した業者はすごいと思う。やはり最近のブームを作り出すのは小学生やJC,JKなのである。

 

自分の事業の先行きに不安を感じている人を見ると、素晴らしいアイデアや商品を持っていても一時的に売上がパッとしないので他の物に目移りして、そちらにシフトしてしまうことが多い。ネット販売で少し売れているからといって、次の営業展開や商品開発をしないことも見られる。その結果、同様の商品がネット上で溢れて、価格も下がり売れ行きは落ちてくるのである。不安な気持ちはわからなくはないが、自分が最初にこれで勝負、この事業で進んでいくと決めた以上は「貫く」ことも必要である。

資源も分散し、事業の集中できなくなり、気づいたときには手元に資金が無くなっている・・・という事態になりかねない。人がこれがいいと言ったからとか、あれが売れそうという単なる感覚でろくな調査もせずに参入するとえらい目に遭う。

 

人のアドバイスに耳を傾けることも必要かも知れないが、人(他人)はほぼ無責任である。しばらくは自分の決めた道を愚直に進んでいくことも必要だと思う。

 

何もしない、人の意見に惑わされ、あっちフラフラ、こっちフラフラしていてはいけない!